7章 建比良鳥の地上絵-3
前章(6章)で説明したように、ちょうど1千万坪の建比良鳥の地上絵(静岡県浜松市の細江町)は、260年~290年に製作されたとされる後期の銅鐸で天頂緯度を測定して制作された。
ちょうど1千万坪の大鳥の地図を作成するために、銅鐸で天頂緯度を測定して経緯度原点となる地点(都田川の河口の東岸)が定められた。
この経緯度原点から離れた同緯度の地点に経緯度基点(「滝峯不動尊」という地点)を定め、この経緯度原点と経緯度基点から、経度軸から夏至の日の出の方向の角度(29度)を引いた61度の傾きとなる二本の線を交わらさせて二等辺三角形となるようにした。この二等辺三角形の頂角は、北隣の引佐町の地点となった。この地点に、1010年(寛弘7)に井伊家元祖の共保(ともやす)が生誕したと伝承される井戸がある八幡宮が位置する。井伊氏は、『魏志倭人伝』の記事と〔愛〕の理念がかかげられた日本建国史の秘密の保存を継続させるために、元祖共保が井戸から誕生する演出で鬼道の呪術儀式をおこなって、建比良鳥の地上絵の守り番となったのである。この井伊家元祖の共保生誕地の北隣に、井伊家の菩提寺である龍潭寺(りょうたんじ)がある。
国土地理院で地図作製にたずさわる技師が、細江町を調査すれば──銅鐸で天頂緯度を測定して、経緯度原点(都田川の河口の東岸)・経緯度基点(滝峯不動尊)・共保が生誕した八幡宮の井戸の三角測量からして、3世紀後半において建比良鳥の地上絵が制作されたことはまぎれもない事実であると確信するにちがいない。
この三角土地測量は、『日本書紀』成務天皇5年の条に記載される「阡陌地割(せんはくちわり)である。建比良鳥の地上絵によって、阡陌地割の全貌が明確に解明できる。
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