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2011年9月22日 (木)

ワディ・エル・ホル文字の「ヒトの横顔」〈レーシュ〉の字源解説

紀元前20世紀頃に出現したワディ・エル・ホル文字は、ABC・アルファベットのルーツとされる。

ワディ・エル・ホル文字に、「ヒトの横顔」を図案化したと解釈された〈レーシュ〉と音する字がある。

紀元前32世紀頃に出現したエジプトの聖刻文字(ヒエログリフ)にも「頭」を意味する「ヒトの横顔」を図案化した字がある。紀元前16世紀頃に出現した原シナイ文字にも「ヒトの横顔」を図案化した〈ラーシュ〉と音する字がある。

私が「人の横顔に酷似する銀河」と名づけた銀河に、はくちょう座の中央部が漬(つ)かる。この「人の横顔に酷似する銀河」は、エジプトの聖刻文字の「頭」を意味する字と原シナイ文字の〈ラーシュ〉と音する「ヒトの横顔」を図案化した字の字源であると考えられる。

「人の横顔に酷似する銀河」に北側に、頭に一本角(つの)がはえる「鬼の横顔に似る銀河」がある。

「人の横顔に酷似する銀河」は天から下界を俯(うつむ)くような横顔となる。「鬼の横顔に似る銀河」は天を仰ぐ横顔である。

ワディ・エル・ホル文字が刻まれた岩のワディ・エル・ホル碑文(ひぶん)1の「ヒトの横顔」の字形は〔天から下界を俯く横顔〕のような形をしている。ゆえに、ワディ・エル・ホル碑文1の「ヒトの横顔」を図案化した字の字源は「人の横顔に酷似する銀河」であると考えられる。

ワデイ・エル・ホル碑文2の「ヒトの横顔」を図案化したと解釈された字は〔ヒトが天を仰ぐときの横顔〕のような形をしている。これゆえ、ワディ・エル・ホル碑文2の「ヒトの横顔」を図案化した字の字源は「鬼の横顔に似る銀河」であると考えられる。

世界にただ一つ「文字は銀河から作られた」と記述する史料が、中国にある。この史料は、中国の五経の第一に挙げられる古典『易経』(えききょう)である。

この『易経』の繋辞下伝(けいじげでん)は、漢字の起源について「仰いでは天象(てんぞう)を観、俯しては地法を観る。(中略)。もって万物の情に類して文字を作った」と説明する。

「仰いでは天象を観る」の「天象」は「銀河」のことである。

「銀河」は「銀漢」とも言い、「銀漢から作られた字」を略する「漢」と「字」で「漢字」となった。

『易経』繋辞下伝の「仰いでは天象を観る」は天を仰ぐ横顔に観える「鬼の横顔に似る銀河」をあらわし、「俯しては地法を観る」は天から下界を俯いて見下ろす横顔に観える「人の横顔に酷似する銀河」をあらわす。

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