卑弥呼の逆襲

ワディ・エル・ホル文字に、「突き棒」を図案化したと解釈された〈ラメド〉と音する字がある。

この「突き棒」に相当する古代エジプトのヒエログリフは「鍵(かぎ)？」を図案化したものではないかと推理されている。

一昨日において「ほこ」を図案化されたと解釈された字を、私は「銛(もり)」を図案化したものであろうと考えた。この「銛」を図案化した字の字源は「十字の銀河の中央部の黒い縦線となる暗黒天体部」であると考えられる。

「十字の銀河」は〔雨や陽射しを防ぐ家〕のイメージとなる。というのも、「十字の銀河」の西隣の銀河は〔雨や陽射しをよける屋内の人の姿〕に相似するからである。

そして、「十字の銀河」は〔乳房と子宮を有する女体〕にソックリであり、「十字の銀河」を〔家(または家の屋根)〕と見立てると、「十字の銀河の腰のあたりにある子宮部」は〔鍵穴に鍵を入れて開ける錠(じょう)〕のイメージとなる。

「十字の銀河」における〔女性の乳房のように膨(ふく)らむ銀河部〕に「Ｍ３９」という名称の明るい星が集まる散開星団(さんかいせいだん)が重なるように位置する。この「Ｍ３９」は古代エジプトのヒエオグリフの「鍵？」の字形に相似する。

「十字の銀河の身体部の中央」に〔黒い縦線〕となる暗黒天体部がある。この「黒い縦線となる暗黒天体部」は、前述したように「銛」を図案化した字の字源であると考えられる。そうすると、「十字の銀河」は「突き棒」に相似するゆえ、「突き棒」を図案化した字の字源は「十字の銀河」であろう。

以上からして、今日、「突き棒」を図案化したものと解釈された〈ラメド〉と音する字の字源は「十字の銀河」であると考えられる。

そして、一昨日に私が「銛」を図案化した字と指摘した〈ワウ〉と音する字の字源が「十字の銀河の身体部中央の黒い縦線となる暗黒天体部」であると考えられる。