卑弥呼の逆襲

ワディ・エル・ホル文字は紀元前２０世紀頃に出現した。このワディ・エル・ホル文字は、エジプト南部のワディ・エル・ホル谷の岩に刻まれていた。このワディ・エル・ホル文字はＡＢＣ・アルファベットのルーツとされる。

ワディ・エル・ホル文字の「眼」を図案化する〈アイン〉と音する文字の字源は、天文学の国際的名称でよばれている「北アメリカ星雲・ペリカン星雲周辺の銀河」であると考えられる。

北アメリカ大陸の形に相似する星雲であるので「北アメリカ星雲」と名づけられた。この「北アメリカ星雲」の東隣の星雲はペリカンの頭・くちばし・首に相似するということで「ペリカン星雲」と名づけられた。「ペリカン星雲」の形は”ペリカンの頭・くちばし・首の形の相似する”と言うよりも、むしろ”キツネの顔と首の形に相似する”。

「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」は円形となる。ゆえに、「ヒトや動物などの瞳(ひとみ)」や「鳥の目」などの形に相似する。「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」を「ヒトの瞳」と見立てると、「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」の東西の暗黒天体部は「ヒトの眼」のような形となる。

ワディ・エル・ホル文字の「眼」の字形は「ヒトの眼」を図案化したものである。だから、この「眼」の字源は「北アメリカ星雲・ペリカン星雲周辺の銀河」ということになる。

漢字の字源を解説する聖典『説文解字』は、[瞳]の字源を「目珠子なり」と解説する。この字源解説は――「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」は「目」の形に相似し、「朱色の玉」すなわち「珠」に相似し、また「子宮で育つ子ども(胎児)」に相似する――と表現するものである。