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2011年9月 9日 (金)

ワディ・エル・ホルの「家」〈ベート〉の字源を解説する

ABC・アルファベットのルーツとされるワディ・エル・ホル碑文の文字には「家」を図案化したと解読された字がある。

原シナイ文字にも〔正方形に近い少し横長の四角形〕に図案された「家」をあらわす字があり、この字は〈ベート〉と発音される。エジプトの聖刻文字(ヒエログリフ)にも「家」を〔少し横長の四角形〕に図案化した字があり、この〔横長の四角形〕の字形は〔左から中央へ向かって渦を巻くような形〕あるいは〔左にある玄関から壁で仕切った奥の室に入る形〕にデザインされる。このヒエログリフの「家」の字は「大きい家」を表現しているとされる。「大きい家」は「ファラオ」と言い、エジプト王は「ファラオ」と呼ばれた。

エジプトの〔大きい家・ファラオ〕をあらわす〔横長の四角形〕を90度転回して〔縦長の四角形〕にデザインしたのが、「家」をあらわすと解読されたワディ・エル・ホル碑文の字である。

これら「家」を図案化した字の字源は、私が「長方形の暗黒天体部」と呼ぶ天体部であると考えられる。天文学の国際的名称で呼ばれる「北アメリカ星雲」の西側に隣接するのは「ペリカン星雲」である。この「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」は〔渦を巻く形〕に観える。

この両星雲のうちの東側の「北アメリカ星雲」の東南に、「家」の字の字源と考えられる「長方形の暗黒天体部」が隣接する。

有名なギザの三大ピラミッドは、今から約4500年前頃の第4王朝に造営された。当時の首都は北緯29度20分のメンフィスであり、ピラミッドが建造されたギザは北緯30度である。当時、「家」をあらわす字の字源となった「長方形の暗黒天体部」を、メンフィスとギザの天頂緯度線が貫通していた。そして、「長方形の暗黒天体部」のほぼ中央を、”ファラオ”と呼ばれる王が「大きい家・ファラオ」に住む首都・メンフィスの北緯29度20分の天頂緯度線が貫通していた。

この首都メンフィスの天頂緯度線は、「長方形の暗黒天体部」の西方にある「人の横顔に酷似(酷似)する銀河の両目の中央(眉間・みけん)」を貫通していた。北緯30度のギザの天頂緯度軸は「人の横顔に酷似する銀河の眉間の上の額(ひたい)の中央」を貫通していた。この銀河の部分は”北天の最輝部(さいきぶ)”と呼ばれる。

”北天の最輝部”は「北半球の土地で見られる最も明るく輝く銀河部」の略称である。この”北天の最輝部”はうす紅色に彩(いろど)られ、はくちょう座γ(ガンマ)星から南へ「し」の字や「釣り針」のような形に伸びて銀白色に輝く。だから、この〔銀白色に輝く北天の最輝部の「し」の字の形の部位〕にもとづいて、中国とわが国では「天の川」を「銀河」あるいは「銀漢」と呼称することになったにちがいない。「銀漢から作られた字」を略すると「漢字」となる。「漢字」は「文字」とも言われ、〔文字は銀漢各部の形状から作られた〕ので「天に多くの文字がある」ことになった。この「天にある多く文字」を略すると「天文」となる。ゆえに、銀漢が輝く「夜空」は「天文」と呼ばれることになった。

ギザとメンフィスの天頂を「人の横顔に酷似する銀河」が通過するとき、「家」の字の字源である「長方形の暗黒天体部」は、ヒエログリフの字形と同じく「横長の四角形」となる。

ワディ・エル・ホル文字の「家」をあらわす字がなぜヒエオログリフの字形を90度転回する〔縦長の四角形〕になったのか、この秘密は明日の今頃に解説する。

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