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2011年9月26日 (月)

ワディ・エル・ホル文字の「突き棒」〈ラメド〉への疑問

紀元前20世紀頃に出現したワディ・エル・ホル文字は、ABC・アルファベットのルーツとされる。

ワディ・エル・ホル谷から発見された岩に文字が刻まれていた文は、横に並ぶ16字の「碑文1」と、右上から左下へななめ縦に並ぶ12字の「碑文2」と呼ばれる2種類がある。

この文字を研究する米国のダーネル博士は、碑文1の右から3番目の字音を〈ラメド〉とする「突き棒」を図案化した字と、碑文2の左端の字は同じ字と定めて、字の種類は14とする。

しかし、碑文2の「突き棒」をあらわすと解釈された字の形は、碑文1の「突き棒」の字を180度転回した形である。

したがって、この2字は同じ1字ではなく、別なる2字ではあるまいか。

碑文2の字形は、土を掘り起こして耕す「犁(すき)」を図案化するものではあるまいか。

この字の字源は、碑文1の「突き棒」の字源「十字の銀河」と同じで、「十字の銀河」を「犁」に見立てて図案化したと考えられる。

「十字の銀河」は〔人が歩く側面形〕に相似するので、「十字の銀河の両足」の部分は「土。地面」に見立てることができる。

ゆえに、「突き棒」を差す地面は「犁」が掘り起こす地面となる。

だから、「突き棒」と「犁」を図案化した字の字源は「十字の銀河」となる。

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