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2011年9月25日 (日)

ワディ・エル・ホル文字の「しるし」〈タウ〉の字源解説

紀元前20世紀頃に出現したワディ・エル・ホル文字は、ABC・アルファベットのルーツとされる。

このワディ・エル・ホル文字は古代エジプトのの南部、テーベ(ルクソール)の北西にあるワディ・エル・ホル谷にある岩に刻まれていた。

このワディ・エル・ホル谷(北緯25度57分)は、当時の首都テーベ(北緯25度43分)とアビドス(北緯26度11分)を結ぶ古代の軍用・商用路ぞいの、ナイル河のキナー河曲にあるワジ(涸れた谷)である。

アビドスから14分南がワディ・エル・ホル谷であり、テーベから14分北がワディ・エル・ホル谷である。

ワディ・エル・ホル文字に、「しるし」を図案化した〈タウ〉と音する字がある。

この「しるし」は「X」の形である。

紀元前2180年から紀元前2040年までの首都ヘラクレオポリス(北緯28度35分)の天頂緯度線とワディ・エル・ホル谷(北緯25度57分)との天頂緯度線の間に、〔二つの菱形が連なる形をした銀河〕がめぐってきた。

この〔二連菱形の銀河〕の〔北の菱形と南の菱形が連結する部分〕は「X」の形になる。

この「X」印(しるし)の中央の交点は、はくちょう座のσ(シグマ)星である。

はくちょう座のσ星は首都テーベと軍用・商用路が結ばれるアビドスの天頂にめぐってきた。

はくちょう座のσ星と(タウ)星は、〔二連菱形の銀河〕のうちの〔南の菱形となる銀河部〕を形成する。つまり、〔南の◇(菱形)の銀河部〕の北の角がσ星・南の角がτ星である。

はくちょう座のτ星は、首都テーベの天頂をめぐってきた。

はくちょう座のσ星とτ星が形成する〔南の菱形の銀河部〕の中央を、ワディ・エル・ホル谷(北緯25度57分)の天頂緯度線が貫通した。

ゆえに、〔南の菱形の銀河部の北半分〕と〔北の菱形の銀河部の南半分〕が連結して「Xの形となる銀河部」は、精密に位置(天頂緯度)と方角(経度)を測定できる羅針盤(らしんばん)となった。

当時の人々は旅する時、精密に位置と方角を測定できる基準となる天体部を測量して最も大事な命を守っていた。

このように「X(しるし)」の銀河部は〔命をまもる大事な羅針盤〕であったゆえ、上記に指摘した「Xの形をした銀河部」から「X(しるし)」を字を作ったことになる。

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