« 邪馬台国説学者ほど役立たずで無能なヤカラはこの世にいない | トップページ | ワディ・エル・ホル文字の「糸かせ」〈ハー〉の字源の解説 »

2011年9月11日 (日)

Bの最古(ルーツ)の字形の「家」〈ベート〉の字源銀河の解説

昨日に解説したように、古代エジプトのヒエログリフの〔おおきな家〕を図案化した「家」〈ファラオ〉の字源銀河は「長方形の暗黒天体部」である。ヒエログリフには、〔ファラオ=大きな家〕のほかに、〔家〕を図案化する〈ペル〉と音する字もある。この〈ペル〉と音する「家」の字形も、〈ファラオ〉と同じ「横長の四角形」であり、この〔横長の四角形の下の辺の中央が切り取られて開いている形〕に図案される。したがって、〈ペル〉と音する「家」の字源も「長方形の暗黒天体部」であると考えられる。

『図詳ガッケン・エリア教科事典』第7巻〔地球・宇宙〕(学習研究社)における【緯度の測定】と題する文章は次のごとく説明する。

「緯度は天の北極の高度だから、簡単な方法は天の北極の高度を測定すればよい。日付・時刻が決まれば、北極星の天の北極からのかたよりが計算できるので、天の北極の高度に換算できる。もっと精密に測る方法は、子午線経過を天頂の南側と北側とで行い、そのときの天長距離がほとんど等しいような一対の恒星を選んでおき、その天頂距離の差を測るのである」

このように天の北極の高度で緯度を換算する方法は天頂で緯度測定するよりも不精確である。また上記が「時刻が決まれば」と条件をつけているように、今日のように精確な時刻を表示する時計が当時には無かったので、天の北極の高度で自分がいる位置=緯度を定める旅人たちは道に迷って落命した。

当時のエジプト王朝は人々のナイル河の往来、他国との交流によって栄えていた。だから、旅人や船乗りたちが天頂緯度測定=天頂点をキャッチして、エジプト王朝の繁栄をもたらしていたことになる。このため、旅人や船乗りたちは「長方形の暗黒天体部」内の天頂点をキャッチして精密に自分がいる位置(緯度)を計測して旅の途中で迷って命を失わないようにして、王の家(ファラオ)に到着しあるいは自分の家族が待つ家に帰った。

「長方形の暗黒天体部」は真っ黒の天体部に小さな星屑(恒星)が幾つも散らばっている。この形状の中を天頂緯度線が貫通するので、天頂緯度線の南側と北側の星屑を目安にすれば精密に緯度が測定(天頂点をキャッチ)できた。だから、天頂にめぐってくる「長方形の暗黒天体部」を観測すれば上に示した【緯度の測定】の記事が説明するがごとく精密に天頂緯度が測定でき、人々は王の家や自分の家の緯度あるいは旅する地点の緯度が精密に測定できて命をまもることができた。

ワディ・エル・ホルの谷の天頂緯度線は、北に4.5等のはくちょう座σ(シグマ)星と南に3.5等のτ(タウ)星が約1.8度の距離で離れる、その中間を貫通する。この天頂緯度線の南と北に近接してはくちょう座の61、72、79はじめ人間の目がキャッチできる最小の7等のいくつかの星が輝く。だから、この「長方形の暗黒天体部の東の辺」より南側にある銀河部は精密に緯度が測定できた。

この天頂緯度線の星たちが所在する銀河部は菱形(ひしがた)を形成する。しかし、この菱形の銀河部を図案化せず、ワディ・エル・ホル文字の「家」〈ベート〉は天頂緯度線より北にある「長方形の暗黒天体部」が字源とする。このワディ・エル・ホル文字の「家」の字形は、ヒエオログリフの「家」(王が住む大きな家)を図案化した「横長の四角形」を90度転回する「縦長の四角形」にデザインする。この点からして、ワディ・エル・ホル文字を書いた人はヒエログリフの知識を有していたことがわかる。

|

« 邪馬台国説学者ほど役立たずで無能なヤカラはこの世にいない | トップページ | ワディ・エル・ホル文字の「糸かせ」〈ハー〉の字源の解説 »

ニュース」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

卑弥呼」カテゴリの記事

邪馬台国」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

アルファベットの起源」カテゴリの記事

漢字の起源」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Bの最古(ルーツ)の字形の「家」〈ベート〉の字源銀河の解説:

« 邪馬台国説学者ほど役立たずで無能なヤカラはこの世にいない | トップページ | ワディ・エル・ホル文字の「糸かせ」〈ハー〉の字源の解説 »