卑弥呼の逆襲

左の幻冬舎ルネッサンスから出版された『邪馬台国説が日本を滅ぼす』(1500円＋税)で詳細に証明したように、邪馬台国説学者ほどマヌケで傲慢(ごうまん))なヤカラはいない。

3つのストライクでアウトになることを知らないプロ野球の選手は、この世にはいない。マグロとタイの違いがわからない寿司屋の職人はいない。

にもかかわらず、邪馬台国説学者は『魏志』倭人伝の研究には不可欠の当然知っていなければならない「歴史」の語源を知らず、「完全に科学に反する意見」を「科学的意見」と思いこみ、歴史学では科学が最も優先されることを知らず、邪馬台国説を考える屋台骨の「文献批判」は「完全なる誤読」であり、「誤読」で正しい歴史をキャッチできるなんてことはありえないということを知らず、彼らは完全に思考の根太(ねだ)は腐っている。このように邪馬台国説学者はド素人であり無能であり、彼らが主張する邪馬台国説は役立たずの完全なる誤読の空論である。

邪馬台国説学者たちは歴史学の基礎知識をまったく有していないド素人であるばかりか、拙著『邪馬台国説が日本を滅ぼす』で具体的に証明したように――『魏志』倭人伝に記述される「①夏音文字の学芸、②倭女王・壱与が提唱した”愛”の日本建国理念」を抹殺(まっさつ)した。先人たちは夏音文字の学芸と日本建国の”愛”の理念を抹殺せんとする朝廷に逆らい、この二つの歴史の真実・真理を失えば〔日本は根底から破滅する〕と考えて守り通した。この夏音文字の学芸と日本建国の”愛”の理念は日本古代史における真実・真理であり、この日本の学術、芸術、芸能、文化、文明、思想、習慣、経済、産業、日本人の魂、アイデンティティなどすべてを創(つく)った。

だから、1738年に本格的に大嘗会(だいじょうえ)を復興させて、大嘗会において即位する天皇の王冠の意匠は、この歴史の真実・真理(夏音文字の学芸と日本建国の”愛”の理念)をあらわす意匠(デザイン)となった。

したがって、歴史学の基礎知識を全然有していないド素人の邪馬台国説学者たちは、日本のすべてを創った真実と真理を抹殺したことになる。このように無能で軽薄で傲慢(ごうまん)なヤカラは、日本中の人々がブーイング軽蔑して排除(はいじょ)すべきことになる。彼らを排除しなければ、日本は確実に消滅する。