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2011年10月29日 (土)

10月26日の夜のNHKテレビ「卑弥呼と邪馬台国の謎」に登場した邪馬台国説学者たちは「学者」であらず「ペテン師」である・4

昨日において 10月26日の夜のNHKテレビ「歴史秘話ヒストリア╱卑弥呼と邪馬台国の謎」に登場した邪馬台国説学者たちは 歴史学を研究する者が必ず有していなければならない9つの原理原則と基礎知識を有していないことを列挙した

この9つのうち 5~9までは昨日の指摘に説明を補足する必要もないであろう 

それゆえ 今日は1~4までの指摘に 下記のごとく説明を補足する

邪馬台国説学者たちが9つの歴史学の原理原則と基礎知識を有していない指摘における1~4までの補足説明

1 歴史学者が「歴史」の語源を知らないで”歴史学者”と呼べるはずがない 邪馬台国説学者たちは「歴史」の語源を知らない 「歴史」の語源を知っていれば 邪馬台国説が論理が支離滅裂(しりめつれつ)のデタラメであることに気づいたはずである

中国古代漢字研究者で有名な加藤常賢先生士が著作した『漢字の起源』(角川書店)は「[歴]は整然たる間隔の歩行である。日月星辰の運行を『歴象』と言うは、本義的な使い方である」と、[歴]の字源について解説する [史]の字義は「記録する」である 月の満ち欠けは整然たる間隔でおこなわれ、「日」すなわち「太陽」と「星辰」すなわち「星と銀河の各部位」は天の北極を中心として1時間で15度の角距離の間隔で運行(歩行)し、2時間ごとに30度の間隔で歩行する ゆえに 「歴史」の語源は「整然たる間隔で歩行する天体の運行によるところの記録」ということになる

各部位が整然たる間隔で歩行する「銀河」の別名は「銀漢」であり 「銀漢から作られた字」を略すると「漢字」となる 「漢字」の別名は「文字」であり 「天に多数の文字が存在する」ことになったから「夜空」は「天文」と呼ばれることになった 

字源を解説する字書の聖典『説文解字(せつもんかいじ)』序の末部は漢字の起源と「歴史」について「けだし文字は経芸の本、王政の始め、前人のもって後人に垂れるところ、後人のもって古(いにしえ)を識(し)るなり」と指摘する この文は「経(学術)と芸術の根元知である文字は、王政が起源した第一歩となる根元知であり、過去の歴史を後世の人々に伝える方法である(前人のもって後人に垂れるところ、後人のもって古を識るなり)」と説明する

このように 『説文解字』は「字源と本義は歴史を前人が伝え、後人が歴史を知る方法」であると指摘する 「歴史」の語源は「漢字の字源・本義に秘めて伝える記録」であった したがって 『魏志倭人伝』に記述される歴史は 『魏志倭人伝』のすべての字の字源・本義を解明しなければならない また 「漢字」は「銀漢から作られた字」であるから 銀河と字源・本義の関係を解明しなければならないことになる

2 歴史学は【科学】を最も優先する学術である 『魏志倭人伝』の大半の記事(文字があったと記述する記事、人名と34小国の記述)は「倭には文字があった」と記述して この大半の記事は【科学】が成立するように構築(こうちく)されている いっぽう 邪馬台国説学者たちは”文献批判”を加えて傲慢(ごうまん)に単純化して「倭には文字が無かった」と断定する しかし この意見は【科学】がまったく成立せず”文献批判”の正体は【誤読】であると明確に示す

『魏志倭人伝』は「倭の占いに用いられる卜辞(文字とことば)は令亀(れいき)の法のごとし」と説明する この「令亀の法のごとし」は「中国の殷(いん)代の亀の甲羅に刻む甲骨文字の卜辞のごとし」と言うことになる また『魏志倭人伝』には「倭の小国の王と魏の都・帯方郡・諸韓国と取り交わす文書、あるいは卑弥呼が書く国書の文字は相違していたので、伊都(いと)国の港で点検し確認していた」と説明する記事がある 

わが国の中国古代文字研究の第一人者とされる白川静先生が著作した『字統』(平凡社)は「わが国の漢字音」と題して「古紐や古韻の研究は、西洋の言語学・音韻学がとり入れられ、殊にその音韻史研究によってえられた諸法則が、原理的にほぼ適用しうるという関係もあって、カールグレンがその方法を開いてから、急速な進展をみせている。そしてその結果、わが国の国語として残されている字音が、いま残されているもののなかで、最も古い時期のものであることが明らかになった」と指摘する 

千賀四郎編集『日本古代史の旅3 邪馬台国』(小学館)は「卑弥呼の文字を中国漢字の上古音で読めば〔ピミカ〕になる。また魏以前の中古音で読めば〔ピミクゥオ〕となる」と指摘する ゆえに「卑弥呼」を「ヒミコ」と読むわが国の漢字音は魏以前の上古音よりも古いものとなる 

このように邪馬台国説学者たちの「倭には文字が無かった」という意見は【科学】がまったく成立しない 新村出編『広辞苑』(岩波書店)は【科学】について「①世界の一部分対象領域とする経験的に論証できる系統的な合理的認識」であると指摘する 『魏志倭人伝』の「倭には文字があった」という記述は経験的に論証できる系統的な合理的認識である【科学】が成立する しかし 邪馬台国学者たちが『魏志倭人伝』を文献批判して「倭には文字が無かった」という意見は【科学】がまったく成立しない 歴史学において最も優先される【科学】についてまったく知らないから 邪馬台国説学者たちは「倭には文字が無かった」という考え無しのデタラメをはくのである

3 歴史学者たる者が――ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩『イリアス』が語るトロイ戦争の記述とおりにシュリーマンがトロイ遺跡の発掘して ”文献批判”が【誤読】であることを証明した――この一件を知らないですますことはできない 邪馬台国説を立論する”文献批判”も紛(まぎ)れもなく完璧なる【誤読】である 

4 中国の正史『新唐書』日本伝は――702年、中国に渡った日本国の遣唐使が「後稍夏音(のち・やや・かおん)を習う」と述べた――と記述する 

1603年 現在の滋賀県彦根市の大地に 徳川家康は彦根藩を中心に彦根近隣の7ヵ国12大名に助勢させ 「後稍夏音を習う」をテーマとする3千万の大鳥の地上絵作成を着工させた この大鳥の地上絵は20年後の1622年に完成した この「後稍夏音を習う」を大地に描く3千万坪の大鳥の地上絵は 現在の彦根市の行政区域を示す地図の形となる 今から約4050年前の夏代(かだい)初頭(縄文後期初頭) わが国に夏音文字が伝来していた だから 『魏志倭人伝』の「卑弥呼」はじめとする人名や34小国の名に用いられる文字は現在に残る最古の漢字音である夏音文字の字音を示すものである この夏音文字においては「歴史」の語源となった整然たる間隔で歩行する【銀河】(銀河各部の形状)が【文字】となった 3千万坪の彦根市の大鳥の地上絵は【銀河各部の形状】が【文字】であったことを伝える夏音文字の学芸史跡である 

 

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