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2011年10月31日 (月)

【誤読の空論】の邪馬台国説なんかいらない‼ 邪馬台国説を放置すると日本は消滅する・1

邪馬台国説学者たちは 新井白石以来約280年間も【誤読】にとりつかれて愚にもつかない【空論】を世間にまき散らし 国民に拍手喝采を乞い求め 自分たちの値打ちを国民からもらいたがっている しかし 自分たちが歴史学の基礎知識をまったく有していないばかりか 歴史学の幾つかの原理原則をも無視して 日本を消滅させる”学者”と呼べないペテン師であることに気づいていない

邪馬台国学者たちの立論基盤の”文献批判”の実体は完璧な【誤読】である

というのも 『魏志倭人伝』の記事はすべて正しいからである このこ証明は左に示した幻冬舎ルネッサンスから出版された拙著『邪馬台国説が日本を滅ぼす』で詳細に解説した

『魏志倭人伝』の全記事が正しいことは 『魏志倭人伝』と同時代(3世紀後半)に作成された静岡県浜松市北区細江(ほそえ)町の行政区域の地図によって科学的に証明される 細江町はちょうど1千万坪の大きさに作られる大鳥の地上絵である この大鳥の地上絵は 『古事記』上巻の天照大神とスサノヲノミコトの二神誓約説話末部に登場する「遠江国造(とおとうみのくにのみやつこ)の先祖の建比良鳥命(たけひらとりのみこと)」が作成した ゆえに 細江町の大鳥の地上絵を私は「建比良鳥の地上絵」と呼ぶことにした

全長約8.5km 翼長約9kmの巨大な 1千万坪の大鳥の形を大地に作成するためには 現在の国土地理院が作製する精密な日本地図のごとく 精密に天頂緯度測定して経緯度原点地を設置し 三角測量して一等三角本点となる地点を設置しなければならない 建比良鳥の地上絵は精密な天頂緯度測定をして経緯度原点を設置し 三角測量して一等三角本点の地点を定めて作成された資料は きちっと明確に残っている 建比良鳥の地上絵の経緯度原点地は[卑]の字源を示しかつ一等三角本点の一点となり 他の二つの一等三角本点は[弥]と[呼]の字源を示す このように 三角測量地点は[卑][弥][呼]の3字の字源をあらわす さらに建比良鳥の地上絵は [倭]と[人]の字源をあらわすように設計され 卑弥呼が統治した倭国の正式名「倭人」国をあらわす形に作られる

『図詳ガッケン・エリア教科事典』第7巻〔地球・宇宙〕(学習研究社)における「緯度の測定」と題する文章は下記のごとく 天の北極の高度で換算する緯度測定は不精確となり 精密に測定するには天頂緯度を測定しなければならないと指摘する

「緯度は天の北極の高度だから、簡単な方法は北極星の高度を測定すればよい。日付・時刻が決まれば、北極星の天の北極からのかたよりが計算できるので、天の北極の高度に換算ができる。もっと精密に測る方法は、子午線経過を天頂の南側と北側とで行い、そのときの天頂距離がほとんで等しいような一対の恒星を選んでおき、その天頂距離の差を測るのである」

上記が説明する精密に天頂緯度が測定できる理想的な天体部(銀河部)が 卑弥呼が生存した時から建比良鳥の地上絵が作成された2世紀末~3世紀末において 中国と日本列島の天頂にめぐってきた この銀河部から神社の入り口に立つ「鳥居」が作られた この銀河を私は「長方形の暗黒天体部」と名づけた (この「長方形の暗黒天体部」については私が著作した拙著『邪馬台国説が日本を滅ぼす』を参照してください)

司馬遷著『史記』天官書に記載されるように 紀元前1世紀に天の北極を最も重視するシナ天文が完成した このシナ天文のために 以前におこなっていた精密に天頂緯度を測定する眼力と技(わざ)を鍛錬する習慣が廃(すた)れたため 3世紀においては中国の人々は精密な天頂緯度測定ができなくなって 大海を渡ることができなくなった 

天頂点をキャッチできないと(精密に天頂緯度測定ができないと) 大海に入るやいなや緯度(位置)と経度(方角)がまったく不明となる ゆえに 迷い漂流して海の藻屑(もくず)となって命を失うことになった だから 魏の使節も 魏の出張機関の帯方郡(たいほうぐん)の使節も 大海を渡ることができなかった

いっぽう倭国では 天頂点のキャッチを基軸とする天文地理学体系の基盤となる夏音(かおん)文字の学芸が権力と富と名誉を手に入れる方法であった ゆえに 倭では天頂点をキャッチする眼力と技の鍛錬する習慣は栄えていた 天頂点のキャッチは権力と富と名誉を手に入れる方法であったからこそ ちょうど1千万坪の建比良鳥の地上絵を作成することができたのである

『魏志倭人伝』の「日本列島は東に伸びず南に伸びる」と記述する この転回日本列島地理を邪馬台国説学者たちは著者の誤記であると決めつけ 日本列島に居住する卑弥呼王朝の人々が天の北極がある方を「北」と定めるから誤ることは絶対にないと思い込む だから 文献批判すなわち【誤読】を加える 

しかし 邪馬台国説学者たちの主張が正しいであるならば 倭には日本列島が南に伸びずに東に伸びると決定することができる天の北極を最も重視する天文地理学が栄えていなければならないことになる 倭で天の北極を最も重視するようになっていると 魏と帯方郡の使節と同じく倭の使節も大海を渡ることができなくなる  

この結果 魏・帯方郡と倭は国交を結ぶことができなかったことになり 『魏志倭人伝』なる史料は煙や蒸気のごとく忽然(こつぜん)と消えて 1字たりとも書かれていない全然存在しなかったものとなってしまう ただし”文献批判”という呪文をとなえると パット『魏志倭人伝』全文があらわれて 邪馬台国説が成立する仕掛けになっていると 邪馬台国説は口角(こうかく)アワを飛ばして熱弁するかもしれないが こんな実際に絶対にありえない大ウソのデタラメにはつきあっていられない

以上のように 【天頂点のキャッチ】の一点に視点を絞って考えれば 1、2時間で邪馬台国説が【誤読の空論】であると断定できる 

新井白石以来の「邪馬台国研究史」はまったく無意味の日本を消滅させる「誤読史」であったのである

『魏志倭人伝』は 日本のすべてを創った根元知の夏音文字の学芸と 日本の気高き理想・日本建国の”愛”の理念を科学的に解明できる最も重大な史料である だから 邪馬台国説を放置すると 日本は消滅してしまうことになる

新井白石は『魏志倭人伝』を【誤読】を用いって読解するデタラメを説く著作を残して1725年に死去した このような白石の【誤読説】が後世に普及すると 日本は消滅してしまうと恐怖を感じて 白石の死から13年後の1738年 霊元(れいげん)上皇は大嘗会(だいじょうえ)を本格的に復興して 即位する天皇の頭上に高々と差し上げる王冠の意匠で 『魏志倭人伝』のすべては正しいと表示した 

このように天皇の王冠の意匠で表示すると 夏音文字によって『古事記』上巻に記述された皇祖・天照大神が多数の青年と乙女たちを殺してイザナミノミコトの墓に埋葬した徇葬(じゅんそう)を決行した事績やイザナミノミコトが提唱した日本建国の”愛”の理念を憎悪して人民を苦しめた悪政の数々が明らかになって 皇室の滅亡を覚悟しなければならなかった しかし 霊元上皇は一人の人間に立ち返って 人民のために日本の”愛”の理念は消滅してはならないと考えて 天皇の王冠の意匠で『魏志倭人伝』の記事はすべて正しいと表示した

邪馬台国説は【誤読】を用いて 『魏志倭人伝』に明記される夏音文字の学芸と日本建国の”愛”の理念を抹殺(まっさつ)した

したがって 日本国民にとって邪馬台国説は百害有って一利無しのペテンであり 日本を消滅する心から憎悪すべき詐欺である   

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