卑弥呼の逆襲

邪馬台国説は　すべてがウソである

邪馬台国説は　すべて【誤読】から生まれたからである

『魏志』倭人伝のすべての記事は真実を記述した

だから、すべて真実の記事を誤読する邪馬台国説は　ウソ八百となる

静岡県浜松市北区細江町は　ちょうど１千万坪に作られる大鳥の地上絵である

この大鳥の地上絵によって　『魏志』倭人伝の記事はすべて正しいと

科学的に具体的に証明できる

この大鳥の地上絵は　『魏志』倭人伝と同時代の３世紀後半に作成された

『古事記』上巻の天照大御神とスサノヲノミコトの二神の誓約説話の末部の記事によって

上記の１千万坪の大鳥の地上絵は　遠江の国造（くにのみやつこ）の先祖の

建比良鳥命が作ったことが明らかになる

「建比良鳥命」は「タケヒラトリノミコト」と読む

ゆえに　１千万坪の大鳥の地上絵を　”建比良鳥の地上絵”と名づけた

建比良鳥の地上絵は　現在は細江町の行政区域を表示する地図の形となる

建比良鳥の地上絵には　日本人の命の根元　心の根元　魂の根元　日本文化の根元

日本のすべてを創った知性の根元が存在する

『魏志』倭人伝は　「倭には令亀（れいき）の法のごどく卜辞があった」と記述する

「令亀の法のごとく卜辞」は　約3300年前頃に出現した中国の殷（いん）の時代の「占いに用いる亀の甲羅に刻んだ甲骨文字のごとき夏音の文字とことば」のことである

中国の正史『新唐書』日本伝には　７０２年に中国に渡った日本の遣唐使が「わが国には夏音（かおん）文字がある」と述べたという記事がある

その１０年後に完成した『古事記』の上巻には　〔音〕という注が付く１字１音読みの夏音文字が多数記載される

『魏志』倭人伝の「卑弥呼」はじめ人名・小国名に用いられる文字は夏音文字である

わが国には　約４０００年前の夏（か）の時代初頭いいかえると後期縄文時代初頭に　夏音文字が伝来した

秋田県鹿角（かづの）市にある国の特別史跡・大湯環状列石（おおゆかんじょうれっせき）の万座遺跡と野中堂遺跡に夏音文字の学芸が伝来した痕跡が現在も明確に残る

『古事記』序と上巻の冒頭に「造化（ぞうか）の参神（さんしん）」が登場する

この「造化の参神」は「前期・中期・後期の縄文時代において天頂を通過した銀河」のことである

縄文の芸術家たちは　天頂を通過する銀河の形状を「神」と崇拝して

世界に類をみない　すぐれた芸術性豊かな土器や土偶を創造した

中国から夏代初頭の帝益（えき）の孫の王子と若者たち一行が

大海を小舟を漕いで渡り　日本列島に移住して夏音文字の学芸を説明したが

縄文人には彼らが話す夏音のことばがチンプンカンプンで理解できなかった

しかし　造化の参神から高度の芸術の花を咲かせた縄文の芸術家たちには

彼らが銀河を指差し　地面に絵を描き　身振り手振りで説明する

夏音文字の学芸が理解できた――だから　わが国に夏音文字が習得された

夏音文字は甲骨文字より約７５０年前の原初漢字である

このため夏音文字は　中国の五経の第一に挙げられる『易経』の繋辞（けいじ）下伝が「仰いでは天象（てんぞう）を観、俯しては地法を観、鳥獣の文と地宜（ちぎ）を観る（中略）もって万物の情に類して文字を作った」と説明する　漢字の起源のもとづく　【銀河各部の形状】がそのまま【文字】となる文字であった

「銀河」は「銀漢」とも言い　「銀漢から作られた字」略して「漢字」と称されることとなった

甲骨文字、また周代に用いられた金文の大半は　銀河から漢字が作られた事実を明確に示して　銀河の各部の形状に相似して図案化されている

だから夏音文字は　【銀河各部の形状】が字源・字義をあらわす　現代とだいぶ異なる【文字】であった

『魏志』倭人伝と『古事記』上巻の　夏音文字は楷書で現存するが

この楷書においても　【銀河各部の形状】が字源・字義をあらわす【文字】であるという事実がそのまま残った　

だから　『魏志』倭人伝に楷書で記載される３４小国はどこであったのか　この秘密は【楷書】を【銀河各部の形状】に変換すればすべて解明できる

夏音文字は【銀河各部の形状】が【最も古い文字】であったと伝える文字である

【銀河各部の形状】は【最も古い文字】である　この真実によって

邪馬台国説は誤読の産物で　ウソ八百であることが完璧に証明される

最初に紹介した１千万坪の「建比良鳥の地上絵」は　上記の『易経』繋辞下伝の漢字の起源記事に登場する「地宜」である

「地宜」とは　すなわち「平面的に図化した地図の形」である

「建比良鳥の地上絵」は「平面的に図化した地図の形」すなわち「地宜」である

『魏志』倭人伝と『古事記』上巻の夏音文字すなわち【銀河各部の形状】と

１千万坪の建比良鳥の地宜によって

造化の参神が起源した６０００年前からの歴史の真実が明らかとなる

この歴史の真実が　日本のすべてを創造した

【誤読】から生まれたすべてがウソである邪馬台国説は　この歴史の真実を消滅させ

日本のすべてを創造した根源知を消滅させる

『魏志』倭人伝の記事はすべて真実を伝えるものであるから

”文献批判”という語で誤魔化す【誤読】をいっさい加える必要がない　

すべて真実を記述した　日本のすべてを創造した根源知を

ことごとく【誤読】で消滅させる邪馬台国説は　

日本人の頭を腐らせ　心を腐らせ　魂を腐らせ　日本を消滅させる

（なお、『魏志』倭人伝にいっさい【誤読】を加えなければ倭女王・卑弥呼が居住した国の名は「邪馬台国」ではなく、古代史研究家の古田武彦氏が指摘したとおり「邪馬壱（やまい）国」となる。『魏志』倭人伝にいっさい【誤読】を加えなければ、邪馬壱国は石見・出雲・伯耆の出雲地方となる。邪馬壱国・出雲地方説は、『魏志』倭人伝の方位に関するすべての記事に対して一点の矛盾点もなく不合理な点もなく全体論的にも科学が成立する。この事実は左に示す幻冬舎ルネッサンスから出版した拙著『邪馬台国説が日本を滅ぼす』で詳細に証明した。また、私がインターネットに公開した掲示板「大鳥の地上絵」にて詳細に解説したとおり、『魏志』倭人伝に記述される「東を９０度転回して南とする」、この転回方位は[倭]の字源を説明するものとなる。だから、方位を９０度転回する日本列島地理論を制定した卑弥呼王朝は、国名を「倭国」としたのである。

航空から撮影した出雲大社の境内と裏山の写真は、『魏志』倭人伝に記述される卑弥呼の墓の規模に合致する前方後円墳の形をしている。『魏志』倭人伝末部は「卑弥呼の墓を作った時に百余人の奴婢を殺して埋めた。この残酷な儀式を憎悪して反乱が起き、倭政府は千人の反乱者を殺した」と書く。夏音文字によって証明される【銀河各部の形状】は【文字】であった事実にもとづいて、銀河各部の形状で『古事記』上巻の漢字の字源・字義を解明すれば、大和から追放されたスサノヲノミコトが百余人の奴婢を殺して埋めた徇葬（じゅんそう）を憎悪して、卑弥呼陵を破壊したことが明らかとなる。陰暦10月を「神無月」と言うのは「日本中の神が出雲に集まる」からとされるが、「倭の小国の王（すなわち神）たちが卑弥呼が居る出雲に集まった」ゆえ「神無月」と称することになったにちがいない。『古事記』上巻は出雲を統治した王の名を「大国主神」、大和を統治した女王の名を「天照大御神」と記す。だから、「倭の小国の王」も「神」と呼ばれたことになる）。