枯山水の名園で有名な竜安寺の石庭は”世界の文字が銀河から作られた”と証言する・19
この〔枯山水の名園で有名な竜安寺の石庭は”世界の文字は銀河から作られた”と証言する・5〕の後半部にて、石庭の第4群(東端から4番目)の石組の大石の正面形は〔耳の大きなフクロウの横顔〕に観えるようになっていると指摘した。
第4群の石組は2つの石から構成され、小石の方は「木の切り株」に観える形になっていて、[木]をあらわす。[鳥]の下に[木]が加わって組み合わさると[梟](フクロウ)という字になる。隣の第3群の大石は〔天をあおぐトラの横顔〕に相似する。この〔トラの横顔〕で”トラフズク”という名のフクロウを連想するようにして、卑弥呼や壱与の時代(3世紀)において、日本列島の天頂にめぐってきた「長方形の暗黒天体部」が察知できるように、石庭は設計されている。というのも、5群の石組が設置されるは庭園部は正方形が二つ繋(つな)がる「長方形の暗黒天体部」をあらわして南北10m・東西20mで正方形を二つ繋がる形になっているからである。また、天頂を通過する銀河部は東北(東から45度)の地平線から昇り西北(西から45度)の地平線に没するので270度の角距離を運行するが、トラフズクの頭は270度も回転できる。
だから、第4群の大石は〔フクロウの頭〕に見立てて、「観る」の[観]の字源銀河を察知できるようになっている。
【銀河各部の形状】を【文字】と定める作業は、まず左脳であつかう言葉や論理を沈黙させなければならない。そして【銀河各部分を詳細に見て、右脳があつかうイメージ(心像)で考えてどのような事物に似ているあるいは見立てることができるかと察知する】――この作業が【観る】となって、この【観る】の作業によって【銀河各部の形状】が【文字】となることが理解できる。
ゆえに、字源を解説する聖典『『説文解字(せつもんかいじ)』は[観]の字源を「諦視(ていし)するなり」つまり「審(つまび)らかに見るなり」と解説する。「審らかに見るなり」は「詳細に見るなり」と意味する。「諦視するなり」の[諦]の字義は「あきらか。つまびらかにする。まこと」である。[諦]の初文(最初の文字)は[帝]であるから、「諦視」の意味を「夜間、帝が銀河を仰ぎじっと視(み)て、つまりじっと見入って文字を学び真(まこと・真理)を知る」と解釈すれば、【観る】は【銀河から字源・字形・字義を察知する作業】であることが理解できる。
要するに、【観る】は「銀河各部の形状を右脳思考を優先して思考せよ。左脳の言葉や論理を優先して思考すると【銀河各部の形状】は【文字】とならない」と言うことになる。
上記したように、[観]の字義【観る】は「フクロウの姿に見立てられる銀河部」によって成立した。
フクロウは夜行性であり、【文字】となった【銀河各部の形状】は夜間に出現するので、「フクロウの姿に似る銀河部」が[観]の字源となり【観る】という意味をあらわした。というのも、その銀河を「フクロウ」に相似していると解釈するには、その銀河部をじっと見入ってつまり諦視しなければ察知できないからである。
左に表示した幻冬舎ルネッサンスから出版された拙著『邪馬台国説が日本を滅ぼす』の資料B・資料Cの左上に「十字の銀河」がある。この「十字の銀河の胸部の両側の暗黒部」をじっと見入ると「フクロウの両目」に観える。大字形「十字の銀河」は「フクロウの鼻の羽毛の形」に相似し、人の正面形にそっくりの「十字の銀河の股(また)」の部分は「フクロウの嘴(くちばし)」がある箇所となる。「十字の銀河」の背景となる北側と「鬼の姿に似る銀河」の背景となる北側は鳥の翼のように観えるゆえ、翼を広げて飛翔(ひしょう)するフクロウの姿がアッと思わず叫ぶ、その瞬間に浮かびあがってくる。
だから、[観]の初文の[雚]と[観(觀)]の殷代(いんだい)に用いられた甲骨文字と周代に用いられた金文の字形は「フクロウ」を図案化するものとなった。
漢字の[雚]・[観]と同じ字源銀河から、ヒエログリフ「フクロウ」の字形が作られた。
[雚]と[観]の甲骨文字と金文の字形の「フクロウの顔」は正面形であり、「フクロウ」のヒエログリフの顔も正面形である。漢字の[雚]・[観]の甲骨文字と金文の字形の顔から下の部分は側身形であり、ヒエログリフ「フクロウ」の字形の顔から下もまた側身形である。
上記したように、「十字の銀河」と「鬼の姿に似る銀河」の背景となる両銀河部の北側は「羽を広げて飛翔する翼」の形に酷似するにもかかわらず、漢字の[雚]・[観]の甲骨文字・金文とヒエログリフ「フクロウ」の字形は〔フクロウの正面の顔と側身形の体下面を組み合わさる形〕に図案される。
[フクロウの鼻の羽毛]に見立てられる「十字の銀河」の腹部には〔女性の子宮〕に相当する部位があり、この「十字の銀河の子宮」は[隹](とり)の字源となった。ゆえに、[雚]の字の上半分は「フクロウの顔の正面の形」を図案化したものとなり、下半分は[隹]の字となった。
「十字の銀河の腕と胸から下の部分」は「鳥の首」に相似し、鬼の姿に似る銀河」が「鳥の胴体」に見立てられ、「長方形の暗黒天体部」が「鳥の肢(あし)」と見立てられ、上記の「広げて飛翔する翼に似る銀河」が加わって、[鳥]の甲骨文字と金文が作られた。
このように、「フクロウの正面の顔に似る銀河部」において〔フクロウの鼻〕に見立てられる「十字の銀河の胸部から下の足までの部分」は「鳥の首」に相似する。ゆえに、ヒエログリフ「フクロウ」は「鳥の首を切る」を意味する動詞の「ヘセク」の表記に使われた。
「十字の銀河の身体部の中央部」は〔暗黒部が線となって縦に割れる〕ように見える。
ゆえに、この〔縦に割れる線(暗黒部)〕を有する「十字の銀河」は〔2羽が並んで飛ぶ鳥の首〕に観えるので、〔2羽のフクロウを組み合わせる字形〕の〈メム〉と発音するヒエログリフが作られた。
漢字[鳥]の字源銀河の〔鳥の顔〕は「十字の銀河の腕」の部分が相当し、この「十字の銀河の腕」は〔鳥の横顔〕に相似する ゆえに フクロウの顔は正面を向くが、フクロウ以外のヒエログリフとなったすべての鳥の顔は横顔に図案された。
「鬼の姿に似る銀河」は「人の横顔に酷似(こくじ)する銀河の右手」に観える。この「右手」となる「鬼の姿に似る銀河の口」は「パンを食べる、開いた口」に観える。ゆえに、「フクロウの胸部にパンをささげる手」を組み合わせるヒエログリフがあり、このヒエログリフは「与える」という表意文字となる。字源銀河の「フクロウ」の胸部には、〔右手〕となる「鬼の姿に似る銀河」がある。だから、「与える」の意味するヒエログリフは「フクロウの胸部にパンをささげる右手」の組み合わせる形に図案されたのである。
このように、ヒエログリフ「フクロウ」と石庭の第4群の石組に設計されるれ漢字の[雚][観]の字源によって、漢字同様にヒエログリフもまた銀河から作られたことが容易に証明できる。
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