邪馬台国学説は日本民族を虐殺する。しかも人類共通の敵である・7
わたくしは、32年間、邪馬台国学説の正体は【誤読の空論】ではないか、この研究をつづけてきた。
というのも、邪馬台国学説は『魏志倭人伝』の全記述を絶対に信用してはいけないという鉄則、この鉄則はいわゆる“文献批判”と呼ばれるが、この“文献批判”という立論基盤に、わたくしは疑問を抱いた。
よく考えてみると“文献批判”は「最初から『魏志倭人伝』の記事を絶対に全面的に信用してはならない。必ず誤読せよ」という考え方であるから、わたくしは“文献批判”はもしかしたならば【誤読】の可能性が存在するのではないかと考えた。
邪馬台国学説は「文献批判を一切用いてはならないと」定めると、まったく成立しない。ゆえに【文献批判=邪馬台国学説】ということになる。
この【文献批判=邪馬台国学説】の正体は【誤読】であるにちがいない。
このように【誤読】を基盤にして立論してよいと定められたから、新井白石以来約280年間、九州の吉野ヶ里だ、大和の纏向遺跡だ、四国だ、近江だ、沖縄だなど、学者はじめマスコミや様々な人々が邪馬台国の位置を至るところを差し示すことになったのである。
最初から【文献批判】は【誤読】であった。だから、賢明であるはずのさまざまな学者たちが邪馬台国の位置を決定しようとして280年間という長い年月を費やしても決着できるはずがなかったにちがいのである。
最初の一歩が【誤読】であるならば、【誤読】から【真実】には永遠に到達できないことになる。
もしも学者たちが発想の転換をし、古代史学の原理原則に従って「『魏志倭人伝』の記述はすべて正しい。1ヵ所も文献批判を加えてはならない」と定めていたならば、280年間も邪馬台国の位置について論叢する必要がなかったことになる。なぜならば、『魏志倭人伝』の記事に1ヵ所でも文献批判を加えたならば、その説は直ちに誤読説となり、ウソであると決定されるからである。
だから、わたくしは280年も論争しても決着できないのは邪馬台国学説の立論基盤の“文献批判”は【誤読】であるにちがいないと考えた。それゆえ、『魏志倭人伝』のすべての記述が正確であると科学的に証明できる史跡や史料がどこかに存在するのではないかと考え、その証拠となるモノは誰でもが簡単明瞭に理解できる証拠を探さなければならないと決意して、32年かけて遂に発見することができた。
邪馬台国学説の立論基盤の文献批判は単なる誤読であったと科学的に証明できる史料・史跡は下記のごとくである。
① 大嘗会(だいじょうえ)で用いられる天皇の王冠・菅蓋(かんがい)
② 『魏志倭人伝』の著作年代と同じ3世紀後半に作成された静岡県浜松市北区細江町の1千万坪の大鳥の地上絵
③ 17世紀初頭に徳川家康の命令で作成された3千万坪の羽の無い大鳥の地上絵
④ 小堀遠州が作った京都の桂離宮の庭園
⑤ 有名な京都の竜安寺の枯山水の石庭
⑥ 秋田県鹿角市に所在する国の特別史跡の大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)
⑦ 長野県茅野市に所在する尖石(とがりいし)縄文遺跡群など
まだまだ多数あるが数を挙げれば挙げるほどに論点が散漫になって複雑化して難解になり、邪馬台国学説の立論基盤である【文献批判】の正体は【誤読】であるという証明が明確化できなくなるので省略させていただく。
上記の史料・史跡のうち、❶天皇の王冠、❷1千万坪の静岡県浜松市北区細江町の大鳥の地上絵、❸家康の命令で作成された彦根市の行政区域の地図の形となる3千万坪の大鳥の地上絵、❹桂離宮の庭園の平面図を注目すると、邪馬台国学説は誤読の空理空論であったことが白日の下に晒(さら)すことができ、日本中の誰もが容易に邪馬台国学説が妄想であることが納得できるようになる。
しかし、日本中の人々は学者たちが【誤読】という初歩的な単純ミスを絶対に犯すはずがないと思い込むと、天皇の王冠以下明確に証明される邪馬台国学説の【誤読】の正体が見えないことになる。この強い思い込みを払拭(ふっしょく)するのは容易ではない。
学者たちが【誤読】という単純ミスを犯したことは、1千万坪の細江町の大鳥の地上絵と3千万坪の彦根市の羽の無い大鳥の地上絵の作成方法によって、邪馬台国学説は【誤読】で立論した妄想であることは否定できない事実であると明確に証明されることになる。
それにも増して、天皇の王冠の意匠は「邪馬台国学説は誤読の空論以外のなにものでもない。『魏志倭人伝』のすべての記事は正しい」と明確に表示する。
多くの人々が天皇の王冠の意匠に注目すれば“学者たちが絶対に初歩的ミスを犯すなんてことはありえない”という思い込みは消し飛んで、『魏志倭人伝』に記述された日本人にとって最も重大な歴史を学者たちが【誤読】を用いて闇に葬ったことに必ず気づくことができる。
天皇の王冠の意匠の秘密が明らかになると、邪馬台国学説は天皇の王冠を引きずりおろして踏みつぶして嘲笑(あざわら)う、ウソでデッチ上げた荒唐無稽(こうとうむけい)の空想であることが白日の下に晒されることになる。
学者たちは自分たちが犯したウソを国民に知られまいと猛烈に反対するにちがいないが、先人たちが必死に闘って残した日本国民の理想と尊厳を表示する天皇の王冠の意匠となった真実の歴史は絶対に消滅させてはならない。
だからと言って、非力で風采があがらない老いぼれのわたくしには、学者たちが【誤読】という簡単なミスを犯すはずがないという日本国民の思い込みを払拭することはできない。
しかし、学者たちが【誤読】を用いて邪馬台国学説を立論した事実は、天皇の王冠が輝きを失うものとなり日本民族の尊厳を奪うものとなる。
だから、わたくしは日本人を信じることにした。
どこかの誰かに【誤読】を振りかざして天皇の王冠の尊厳と輝きを叩き潰している邪馬台国学者たちの姿が見え、そしてマスコミもジャーナリストも学者たちがそんな簡単な単純ミスを犯すはずがないと信じきって正義の使命をはたすことを忘れて支援の手を差し伸べないために、孤立無援となったわたくしを支援してくださる人々がいるにちがいないと信じることにした。
要するに、
天皇の王冠は「『魏志倭人伝』のすべての記述は真実と史実を伝える。邪馬台国学説は単なる誤読の空論である」と証言するのに対し、
邪馬台国学説は「『魏志倭人伝』の全記述が正しいことは絶対にありえない。もしもそれが真実であったならば、学者たちは『魏志倭人伝』の記述を30ヵ所も50ヵ所も誤読したことになるのではないか。しかし、最初(はな)から『魏志倭人伝』は文献批判で30ヵ所も50ヵ所も、いや100ヵ所も変えてもよいと定まっている史料なんだ。」
と対立するものとなる。
それでも、あなたは邪馬台国学説は単なる【誤読】の妄想であると思いませんか。
邪馬台国学説に怒りを感じたり憎悪の念が湧きませんか。
ウソ八百の邪馬台国学説に日本民族の尊厳を凌辱(りょうじょく)され、日本民族は滅びても仕方がないことなんですか。
でもなんで、仕方がないのですか。
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