2・秋の銀河と夏の銀河
●【秋の銀河と夏の銀河】
現在、はくちょう座は、夏の星座となる。
はくちょう座の尾の部分を、私は【秋の銀河の西部】とした。
紀元前4000年頃の三皇時代初頭(わが国の前期縄文時代初頭)、また紀元前3000年頃の五帝時代初頭(中期縄文時代初頭)、紀元前2070年の夏代初頭(後期証文時代初頭)、紀元前1600年の殷代初頭、紀元前1046年の周代初頭(晩期縄文時代初頭)、紀元前221年の秦代初頭から紀元前206年の秦代末まで、【秋の銀河の西部】と所属する私が「十字の銀河」と名づけた銀河が、中国と日本列島の天頂にめぐってきた。
“漢字の始祖”と崇拝された倉頡そうきつは、「十字の銀河」を〔秋の銀河の西部と夏の銀河までの各部の形状を万物の情(イメージ)に類似して図案する(作る)、すべての文字(漢字)が生まれる母・母体〕と定めた――この倉頡が発明した漢字作成原理は「鳥獣の足跡」または「鳥獣の文」と呼ばれた。
「十字の銀河」が天頂にめぐってきた時、天頂から西南の地平線に向かって巨大な銀河が聳そびえ立った。この銀河を【夏の銀河】と呼ぶ。
この巨大な銀河に、「夏の星座」と分類される、はくちょう座、こと座、わし座、へび座、へびつかい座、いて座、さそり座などが漬かるので、「夏の銀河」と呼ばれる。
中国や日本列島において、女体(乳房を有する妊婦や乙女の姿)に相似する「十字の銀河」が天頂を通過するとき、西南の地平線の近くに「銀河系宇宙の中心」がある。
現在において、はくちょう座は夏の星座に分類されるので、はくちょう座の尾の部分に所在する「十字の銀河」は【夏の銀河】としてもよいかもしれない。しかし、「十字の銀河」は〔秋に収穫する禾(穀物)〕や〔楓かえで・秋の紅葉〕をあらわすゆえ、私は【秋の星座】とした。
「十字の銀河」、その東隣にある「四つの輪の形をした銀河」は【秋の銀河の西部】となるが、「秋の銀河の東部」からは1字も文字が作られなかったので、「秋の銀河の西部」を【秋の銀河】と名づけることにした。
【秋の銀河】とは――秋に最も長い時間見ることができる、「十字の銀河」と「四つ輪の形をした銀河」が漬かる銀河の帯――と言い換えることができる。
したがって、【夏の銀河】は――夏に最も長い時間見ることができる、夏の星座が漬かる銀河の帯――と言うことになる。
なお、2013年7月5日の「卑弥呼の逆襲:日本が滅びる・8」のブログの末部に、すべての漢字の字源を知ることができる1400字前後の基本字が作られた【秋の銀河と夏の銀河】の写真と私が考えて作ったく銀河各部の名称を掲載した。
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