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2013年7月19日 (金)

5・漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕

●【漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕】

◆要するに、〔鳥獣の足跡〕は漢字作成原理の名称である。

◆紀元前3000年ころに生存した五帝時代初頭の黄帝につかえた史官(記録官)の倉頡そうきつは“漢字の始祖”と崇拝された。
 「倉頡が始めて文字を考案した」と伝える倉頡伝説に登場する「鳥獣の足跡」を、学者たちは「文字を考案するヒントとなった鳥と獣の足跡」と思いこむ。
 しかし、「鳥獣の足跡」は倉頡が発明した漢字作成原理の名称である。
◆中国の五経の第一に挙げられる古典『易経』繋辞下伝けいじげでんは、漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕を「鳥獣の文」と記載する。
◆黄帝は東洋最古の医学書『内経』を作ったと伝わる。
 この[内]・[経]の2字は「女性の生殖器と人体内臓」をあらわすものと考えられるゆえ、黄帝は女性の生殖器を中心とする人体内臓を研究したにちがいない。
 三皇時代には、女性の生殖器と人体内臓をあらわす文字が作成されていなかった。この文字を作成する役職が、記録官の倉頡であった。

◆当時、A図に示す「十字の銀河」が中国全土を包みこんで、中国各地の天頂にめぐってきた。A図に示すごとく「十字の銀河」は〔乳房〕と〔子宮(生殖器〕に相当する箇所を有する女体に相似する。
 ゆえに、倉頡は「十字の銀河」を〔文字を生む母〕、「十字の銀河の子宮」を〔銀河各部の形状から作られたすべての文字が生まれる子宮〕と定めた――ゆえに、〔鳥獣の足跡〕は倉頡が発明した漢字作成原理の名称である。
◆B図に示すように、「十字の銀河」は[文]の字(字源・字形・字義)となったので、『易経』繋辞下伝は漢字作成原理を「鳥獣の文」と記した。
◆C図に示す〔女性の生殖器〕の側身形は〔水鳥の姿〕に相似する。
◆D図に示す出産第2期の娩出期べんしゅつきの子宮の形は〔フタコブラクダ〕の〔フタコブ〕に相似し、第7週の胎児の両目はフタコブラクダの両目に相似して顔の両端にある。
◆E図に示す〔第5週はじめごろの胎児の姿〕は〔ジャコウウシの姿〕に相似すると見立てられた。天敵のオオカミに襲われると、ジャコウウシは子どもを真ん中にかくして円陣をつくってオオカミに立ち向う。女性の生殖器の大部分は、骨盤に包まれて収まっている。ゆえに、〔真ん中にかくす子ども〕を〔胎児が宿る子宮〕に見立てると、〔ジャコウウシの円陣〕は〔女性の生殖器を中心にかくしてまもる骨盤〕に見立てられた。
 司馬遷しばせん著『史記』五帝本紀(第一)が「黄帝の遠征軍は駐屯するとき、ぐるりに軍兵をめぐらして自衛した」と記述する。このように、黄帝軍はジャコウウウシの円陣を真似して駐屯していたことになる。
◆ゆえに、「ジャコウウシ」と「フタコブラクダ」は漢字作成原理を象徴する聖なる獣となった。
 C図に示すように〔女性生殖器の側身形〕が〔鳥の姿〕に相似し、漢字作成原理を象徴する〔ジャコウウシとフタコブラクダ〕の〔獣〕で――〔鳥獣〕となる。
 A図に示すように、「十字の銀河の子宮」は「十字の銀河の右足」と重なり、この「十字の銀河の右足」は東に向かって歩く人の〔足跡〕が連想できる。
 さらに、「十字の銀河の右足」の隣に「夏の銀河」が連なる。この「夏の銀河」を「足跡」と表現することによって、文字が作られた銀河の全範囲「秋の銀河と夏の銀河」が表示できる。
 だから、漢字作成原理の名は「鳥獣の足跡」となったのである。
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