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2013年7月21日 (日)

7・[玄]のキャッチ

●【[玄]のキャッチ】

 [玄]のキャッチ=[易]である。([易]については【用語の解説】の「6」を参照)
 ゆえに、【[玄]のキャッチ】は「天頂緯度線と子午線のキャッチ」を意味する。

★A図に示す〔天頂点を通過する銀河部〕は1日24時間より約4分短い、23時間56分で一周する。これを、秒数にすると86,160秒となる。
★B図に示すように、〔86,160秒のうちの4~6秒間の天頂点の西から東への天頂点を通過する銀河部位の軌道は平らな横一直線〕となる。この「4~6秒間でキャッチする天頂緯度線と子午線」が[玄]の字(字源・字形・字義)となる。
 [玄]の上は[亠とう]である。[亠]の下の[一]は、B図に示す「天頂緯度線」、[短い縦線]は「天頂点とその真北または真南にある目星(銀河部位・恒星)を結ぶ子午線」をあらわす。
 

◆字書の聖典『説文解字』は[玄]の字源を「幽遠なり」、「黒にして赤色あるものを玄と為す、幽に象り、入はこれを覆おほふなり」と解説する。
 [玄]の天頂緯度線は幽かすかな線であり、B図に示すように遥か遠くの天頂にあるので、「幽遠なり」と解説された。「黒にして赤色あるものは玄と為す」という解説は、【用語の解説】の「5・漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕」の聖獣となる「ジャコウウシの全身を覆う毛足の長い防寒具・コートとなる黒にして赤色の暗褐色の毛(ウール)」のことである。
★C図に示すように、三皇時代初頭の半坡はんぱ遺跡と五帝時代初頭の黄帝陵と華南地方の太湖南岸の天頂に「十字の銀河」と「鬼の横顔に似る銀河」が通過し、この両銀河はD図の『説文解字』が解説する[告]の字源銀河となった。

★D図に、『説文解字』の[告]の字源解説において「牛」の字源となった「ジャコウウシの横顔に似る銀河」を示した。
 『説文解字』は[告]の字源を「牛、人に触れる。角に横木を著く。人に告ぐる所以ゆえんなり」と解説する。この字源解説する「牛」は「ジャコウウシの横顔に似る銀河」である。「人」は「人の横顔に酷似する銀河」、「角」は「牛・ジャコウウシの角」、「横木」は「十字の銀河」である。
◆『説文解字』の[玄]の「入はこれを覆ふなり」という解説は、E図の銅鐸のようなもの(道具や器具)で「視界の中に明るい光が入らないように覆う」と意味する。
 人間の目は、自動露出カメラのごとく、本人の意志にかかわりなく、明るさに応じて絞りが働いて瞳孔の直径が2mm~7mmくらいまで縮小・拡大する。ゆえに視界の中に入らないようにすると、視界の周りの暗闇によって瞳孔径が最大に拡大して、遠くにある幽かな天頂緯度線が見えるようになる。
◆私は『魏志倭人伝』と同時代の3世紀後半に作成された丁度1千万坪の「卑弥呼」の地上絵(静岡県浜松市北区細江町の行政区域を表示する地図の形として現存する)から出土した滝峯鐸の原寸大の銅板製の模造鐸を、静岡県沼津市の渡辺板金所の主人(渡辺進一氏)に依頼して、1987年に作製していただいた。
◆この模造鐸の実験(実体験)によって、銅鐸は『説文解字』が「入はこれを覆うなり」と解説する、[玄]をキャッチするための道具であることがわかった。つまり、滝峯鐸は――鐸身の中に頭を入れて明るい光を遮断して真っ暗闇にして瞳孔径を最大にし、舞孔まいこうから厚さが3mmくらいの鈕ちゅうの板がつくる細線が最も極細線をキャッチしたときにおのずと鐸身は垂直に立つように作られている。この〔極細線〕を〔天頂緯度線〕に重ねて一致させると、鈕の頂部にある「渦巻状双耳うずまきじょうそうじ」は矢を射当てる〔的のごとき同心円の紋様〕となり、この〔的の文様の中心〕が〔天頂点〕と重なって精密に子午線がキャッチできる仕組みになっている。
 〔的の文様の中心〕が〔天頂点〕とぴったりと重なると、[亠]・[玄]の字源となる〔天頂緯度線と天頂点〕は〔鈕影ちゅうえいとなる極細線と的の文様の中心〕とぴったりと一体化する。だから、[玄]の字源である「天頂緯度線と天頂点」と一体化する「極細線の鈕影と的の紋様の中心」もまた[玄]となる。
 

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