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2014年8月21日 (木)

日本が滅びる・122

漢字の字源・字形・字義は銀河各部の形状であった

愛、あざやかに永遠であれ(61)・箸墓記事と天皇の王冠(27)

 

■『魏志』倭人伝が記述した真実の日本列島地理の解説(5)

[]の字を配する小国の解明(1)

◆「銀河」の別称は「銀漢」であるので、「銀漢から作られた文字」を略して「漢字」と呼ぶことになった。ゆえに、現在の常識とする文字観や字書に書かれている【文字】の説明を払拭(ふっしょく)して、真っ先に「【漢字】は銀漢から作られた文字」であり、漢字の字源・字形・字義は銀河各部の形状であったと考えるべきことになる。

だから、「今日に用いられる当用漢字はじめ、“旧字”と呼ぶ楷書もそれ以前の亀の甲羅に刻んだ契文(けいぶん╱甲骨文字)も、元来、銀河(銀漢)各部の形状であった」という意見は当然のことであって、なんら突拍子もない推論でもなくいささかも疑問を抱く必要もない事実であった。この事実は『魏志』倭人伝に記載される小国名で証明できることを――わがブログ「日本が滅びる」の118回から前回の121回までおこない、今回もこの事実について証明する。

わがブログで幾度となく繰り返して証明したように、契文(甲骨文字)が出現したよりも以前の今から4050年前の中国の夏()代初頭(わが国の後期縄文時代初頭)にわが国には原初漢字の夏音(かおん)文字が伝来しており、夏音文字は銀河各部の形状を【文字】と定めた。夏音文字は『魏志』倭人伝の「卑弥呼」を「ヒミコ」と読む人名はじめ小国名に用いられる文字として現存し、『古事記』上巻の随所に〔音〕という注が付く1字1音文字として多数記載される。だから、夏音文字は実在する文字であった。

わがブログで繰り返し証明したように、夏音文字と同じく3世紀において魏・帯方郡・諸韓国で用いた楷書の字源・字形(字形の原形)・字義もまた銀河各部の形状であった。

夏音文字と楷書はともに、A図に示す秋の銀河と夏の銀河の各部の形状から作られた。

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(C)2014 OHKAWA 

先人たちは、今から約5000年前の五帝時代初頭の黄帝につかえた倉頡(そうきつ)を“漢字の始祖”と崇拝した。倉頡が発明した漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕によって、万物の情(イメージ)に類似する多数の文字が作られるようになったからである。倉頡は自らが考案した文字が最も強大な権力、莫大な富、最高の名声を手に入れる方法であることに気づき、反体制側の人々が文字の学識を手に入れて革命に利用したならば王朝は容易に滅亡すると考え、次に列記する3つの掟を破った人物には神罰が下って即刻に死刑に処せられると定めた。倉頡が死刑と定めた3つの掟は――(1)A図の秋の銀河と夏の銀河の各部の形状から文字が作られた秘密を絶対に暴露してはならない、(2)文字を容易に習得するために、私がおこなってA図に記したように、文字となる銀河各部に絶対に名称を付けてはならない、(3)書いた文字が用済みになったならば、文字を直ちに消さない・または消し忘れた人物も処刑に処する――であった。

今から約3300年前の契文(亀の甲羅に刻む甲骨文字)によって(3)の掟が、最初に破られた。この契文以後の、周代の金文・篆文・秦(しん)代の隷書・そして後漢時代から始まる楷書は(3)の掟を破るものであったが、(1)(2)の掟を破らずに倉頡が発明した漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕にしたがいA図の銀河各部の形状を文字とする定式をまもって古い文字の字形を改良し、また銀河各部の形状から新しい文字を作った。これゆえ、(3)の掟を厳重にまもって出土しないことになった夏音文字は、(3)の掟を破る楷書で『魏志』倭人伝と『古事記』に記載された。ゆえに、夏音文字は実在する文字であった。

◆前回のブログ「日本が滅びる」で証明したように、倉頡が生存した五帝時代初頭、中国各地の天頂に、B図に示す女体に酷似する「十字の銀河」や「鬼の横顔に似る銀河」がめぐってきた。(注 B図は、A図の左上となる)

倉頡は漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕をもって――B図に示す「十字の銀河」を〔A図の銀河各部の形状から作られた文字を生む母体〕に、またB図に示す「十字の銀河の子宮」を〔すべての文字が生まれる子宮〕と見立てると定めた。また、C図に示す「鬼の姿に似る銀河」を〔十字の銀河の子宮から生まれた子ども、つまり【文字】〕の一例(モデル)とした。また、C図に示す「十字の銀河の子宮の南にある産道」に見立てた部分に呼応して「鬼の姿に似る銀河」の南にある「長方形の暗黒天体部」を〔産道〕に見立てると定めた。

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(C) 2014 OHKAWA

D図に示す[]の金文形は、倉頡が「十字の銀河」を〔すべての文字を生む母体〕であると定めたことを示して、〔子宮に胎児が宿る妊婦の正面形〕をあらわす図案である。

E図の[]の金文形は、「鬼の姿に似る銀河」が「【文字】は十字の銀河の子宮から生まれた子どもである」と示す図案である。

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(C) 2014  OHKAWA

◆わがブログで幾回となく証明したように、『魏志』倭人伝の15ヶ所の全記事に“文献批判”という名の〔誤読〕を一点も加えずに忠実に読解すると――F図のごとく、卑弥呼王朝が現在の日本地図における九州が所在する〔西〕を〔北〕と定めた錯覚の転回日本列島地理――を再現することができる。だから、学者たちが『魏志』倭人伝に加える“文献批判”の正体は「誤読」であった。

G図左図の上部に示すように、[]の字源は「時計まわりに方位が90度転位する方位規定」であった。このため、F図に示す[]の字源に則って方位を90度転位する錯覚の転回日本列島地理によって、卑弥呼が統治する国の名は「倭」となった。

『魏志』倭人伝は[]の字源の転回方位規定に則(のっと)り、卑弥呼が居住した都が所在した王国・邪馬壱(やまい)国までの旅程を、H図のごとく記述する。

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(C)2014 OHKAWA

 一般的には卑弥呼が居住した王国の名は「邪馬台国」であったと指摘されているが、実際には『魏志』倭人伝は「邪馬壱国」と記す。前回のわがブログ「日本が滅びる・121」で「邪馬壱国」が正しく、「邪馬台国」は〔誤読の産物〕であることを証明した。
 
また、わがブログ「日本が滅びる・118」から一大国、末盧(まつろ)国、伊都(いと)国、不弥(ふみ)国の位置と範囲はF図上部のごとくであったと証明し、前回のブログでは、F図に示すがごとく[]の字を配する対馬、投馬(つま)国、邪馬壱国、斯馬(しま)国、邪馬(やま)国の位置と範囲を証明した。
 
F図に示すように、「奴()国」という小国は二つ(九州と四国)に存在する。そして、四国に烏奴(あな)国、転回方位にもとづく奴国の南に狗奴(くな)国があり、さらに狗奴国の南に華奴蘇奴(かなさな)国、蘇奴(さな)国、姐奴(つな)国、旧国尾張の弥奴(みな)国、旧国紀伊の鬼奴(きな)国など、[]の字を配する小国は9ヶ国もある。
 
今回のブログでは、二つの奴国と烏奴国、狗奴国の4ヶ国の証明をおこない、次回で5ヶ国の証明をおこなうことにする。

◆九州にあった「奴国」について、『魏志』倭人伝は「二万戸有り」と書くので奴国の人口密度を計算して当時の人口密度の状況を考慮すると、F図に示すように奴国の範囲は阿蘇山がある熊本県の県境まで広げる必要がある。

奴国の[]という字は、女偏に[]の字が加わる。I図に示すように、[]の字源銀河はC図・E図・G図に示す「鬼の姿に似る銀河」である。「鬼の姿に似る銀河」は「右手。右側」をあらわす図書となり、[]が加わって[]の字(字源・字形・字義)となった。[]の字を構成する[]の字源は〔産道〕に見立てられた「長方形の暗黒天体部」である。

J図に示す女性生殖器における〔産道〕は〔子宮口(しきゅうこう╱つまり、内子宮口・子宮頸管・外子宮口)から膣口(ちつこう)まで〕であるので、「子宮口」「膣口」の[]の字は「子宮口から膣口までの産道」が[]の字源であったと今日に伝えている。『説文解字』は[]の字源を「人の言食する所以なり」と解説して「人がことばを言う器官と食物を食べる器官の口である」と限定しているが、「産道」をも加える必要があった。

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(C) 2014 OHKAWA

[]の字音は[]と同じく「ユウ」、字義も「みぎ(つまり、右)」である。しかしI図に示すように、[]の金文形は[(右手)]を図案する図書に「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」を図案する[渦巻き]の図書が加わる。

C図やD図に示す「十字の銀河の右半身(右側)」には〔乳房・子宮〕に観える箇所があるゆえ女性の[]をあらわすゆえ、[]の字は[]の初文(最初の文字)であったことになる。したがって、I図の[]の金文形の左下に配する[渦巻き]は、K図下図の〔出産第2期 娩出期(べんしゅつき)〕の終わりに胎児の頭が渦巻きを描くように周旋(しゅうせん)して誕生する神秘的な様子」をあらわしている。

K図中央図の出産第1期の終わりになって子宮口がすっかり開くと、胎児の頭は後方(母体の背側)に顔を向ける位置をとる。K図下図の出産第2期における陣痛発作の時には、膣口から胎児の頭が見えるようになる。さらに進んで胎児の頭が膣口を通過する時の出産第2期の終わりには、胎児の頭は母体の左または右に向くが、これは肩の部分が狭い子宮頸管(しきゅうけいかん)を通るためである。肩はまず上(母体の腹側)にあるほうから先に、次いで下(母体の背側)の肩が出ると、あとは一気に胎児の頭が誕生する。このような「出産第2期終わりに、胎児の頭が渦巻きを描いて周旋する神秘的な様子」は[]の金文形の[渦巻き]があらわした。

また、出産第2期のはじめにあって子宮口がすっかり開き、胎胞(たいほう╱卵膜のふくらみ)ははり、次々に陣痛がおこって、ついに胎胞が破れる。この時、子宮口に近い胎児の頭は母体の直腸を圧迫するので、母体に自然に大声をあげる怒責(どせき╱いきみ、きばる行為)がおこり、腹圧が加えられる。陣痛と腹圧とのものすごい力で、J図に示すほぼ直角状に曲がる内子宮口・子宮頸管・外子宮口を胎児の頭は次第に押し下げられて――上記したように陣痛発作の時には、膣口から胎児の頭が見えるようになる。

[]は、上記した「出産第2期終わりの胎児の頭の神秘的な周旋」と、[]の下に[]を加えると[]となるので「頭出産第2期における怒責」をあらわした。そして、[]は「陣痛と腹圧とで胎児の頭を直角状に曲がる内子宮口・子宮頸管・外子宮口を通過させるものすごい力」をあらわした。

[]の字源は「出産する胎児のあたま」であり、K図上図の「鬼の横顔に似る銀河」はK図下図〔誕生した胎児のあたま〕に見立てられ、「鬼の身に相当する銀河」は〔土〕に見立てられた(実際に、「鬼の身に相当する銀河」は[]の字源・字形・字義となった)。ゆえに、〔産道〕は〔土の中(地中)〕に、また〔頭を周旋しながら誕生する胎児のあたま〕は〔地中から地上へあたまを出して芽生える草〕に見立てられた。この秘密にもとづき、『古事記』上巻の伊耶那岐命の黄泉(よみの)国訪問説話では「人(人民)」は「人草(ひとくさ)」と記載した。だから[]は「出産する時の胎児のあたま」をあらわす[]の初文であり、また「植物・草の豆」をあらわした。白川静著『字統』は[(けつ)]の字形について「顔を中心とした人の側身形」と指摘する。ゆえに、[]の字源はK図上図の「鬼の横顔に似る銀河を中心とする鬼の身に相当する銀河」となる。

以上からして、『魏志』倭人伝に記載される[]の字義は「健やかな子どもたちが多数生まれて子孫が繁栄し、豊かな禾(穀物)の実りに恵まれる願い」をあらわすと共に、「神の威力を示す神秘的なものすごく巨大な力」をもあらわした。

◆L図左図に示すように、[]の〔渦巻き〕の図書となる「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」は〔活火山・阿蘇山の噴煙〕のごとくに観える。また、「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」の周辺は〔世界一の阿蘇山のカルデラ〕のごとくに観える。「カルデラ」とは「火山性の円形またはそれに近い形の凹地」のことであり、世界一の規模の阿蘇山のカルデラは火口丘によって北の黒川流域の阿蘇谷と南の白川流域の南郷谷(なんごうだに)の二つの火口原に分かれる。

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(C) 2014 OHKAWA

『説文解字』は[]の字を「大陵を阿と曰()ふ」と指摘し、「一に曰(いわ)く、曲がれる阜(おか)なり」と解説する。阿蘇五岳などが群立する中央の火口丘を囲んで、高さ700m前後の外輪山が、南北24km、東西18km、周囲約128kmにわたって連なり、世界一のカルデラを形成する。したがって、L図右図に示す「世界一のカルデラを形成する、大きな阜の高さ700m前後の外輪山」が[]であり、「溶岩の噴出で死滅したが、緑の草木が蘇える阿蘇谷と南郷谷」が[]となるので、「阿蘇山」と名づけられたことになる。

上記したように『魏志』倭人伝は「奴国は二万余戸有り」と記すゆえ一戸・五人の家族を基に推定人口密度を算出すると――F図に示したごとく、奴国の範囲は福岡湾・博多湾から阿蘇山がある熊本県の県境までであったと考えるべきことになる。

◆C図に示すように、[]の金文形の[渦巻き]に図案された「北アメリカ星雲・ペリカン星雲」の東隣は「激流の銀河」であり、「激流の銀河」は〔激しい潮(しお)の流れ〕をあらわす。これゆえ「北アメリカ星雲・ペリカン星雲と激流の銀河」は鳴門海峡で有名な「鳴門の渦潮」をあらわすことになった。

鳴門の渦潮の潮流は時速20km以上になることもあり、世界で最高級の速度であるといわれている。轟々(ごうごう)とすさまじい音響を立てて豪快に巻く渦は直径20m以上に達するものもある。この地軸をかきまわすかのごとく巨大な渦を巻く鳴門の渦潮の地響きは、海の女神が胎児を出産する母親のごとく怒責(どせき)して伊予(愛媛県)・讃岐(香川県)の土地に豊かな農作物を恵み多数の子どもたちを出産させて子孫繁栄をもたらす、「神の威力を示す神秘的なものすごく巨大な力」である[]の字源をあらわした。

したがってM図に示したように、鳴門の渦潮の近くの「愛媛県・香川県・徳島県」はもう一つの「奴国」であったことになる。

M図に示すように、鳴門の渦潮は北緯3415分である。

N図に示すように、日本列島の西端の玄界灘に浮かぶ沖ノ島と日本列島の東端に所在する神津島もまた北緯3415分である。

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(C) 2014 OHKAWA

沖ノ島・鳴門の渦潮・神津島の北緯3415分の緯度線を基準にして、卑弥呼王朝はF図に示す錯覚の転回日本列島地理を制定した。F図の錯覚の転回日本列島地理は『魏志』倭人伝の15ヶ所の全方位記事を忠実に読解すると再現できる。F図のごとく「西→北・東→南」になる「時計回りに方位を90で転回する方位規定」は、G図の[倭]の字源をあらわした。J図に示すように、母体の怒責と腹圧の非常に強い力と陣痛によって、胎児は直角状に曲がる内子宮口・子宮頸管・外子宮口を通過して、膣口を通過する時に胎児の頭は渦を巻くように周旋し、この直後にK図下図に示したように胎児の頭が誕生する。これゆえ、「ものすごく強い潮流の力で渦をまく鳴門の渦潮」は[奴]の字源をあらわすものとなり、「鳴門の渦潮の轟音(ごうおん)は方位を90度時計回りに転回する倭地理を生んだ女神の怒責のごとし」ということで、「愛媛県・香川県・徳島県」の小国名は「奴国」となった。

わがブログで幾回となく解説したように――O図に示すように中国北部の海岸線地域の気候は冷たいゆえ〔北冷〕となり、中国南部の海岸線地域の気候は暖かいゆえ〔南暖〕となる。日本列島に西端にある沖ノ島の気候は冬に雪が降るゆえ〔西冷〕となり、日本列島の伊豆諸島の亜熱帯地区となる神津島の気候は冬になっても雪が降らないゆえ〔東暖〕となる。ゆえに、中国の海岸線地域の〔北冷〕と日本列島の西端の沖ノ島の〔西冷〕が合致し、中国の海岸線地域の〔南暖〕と日本列島の東端の神津島の〔東暖〕が合致するので、O図に示すように「日本列島の東端は中国の海岸線地域の南の方に伸びる」と考えるF図に示す錯覚の転回日本列島地理を卑弥呼王朝は制定した。

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(C) 2014 OHKAWA

P図に示すように、[]の字源「鬼の姿に似る銀河」には「はくちょう座α星」が漬かる。P図に記したように、はくちょう座α星の東隣に〔穴(あな)〕に観える暗黒天体部がある。この「穴の形となる暗黒天体部」に、M図の小国「烏奴(あな)の地宜」が呼応した。

M図に示すように「烏奴国」は「現在の高知県」であった。

Q図に示す高知県の浦戸湾(うらとわん)の形は、〔ヤマセミやカワセミの姿〕に類似する。ヤマセミは樹木の穴(空洞)を巣とし、カワセミは崖の穴を巣とする。浦戸湾は高知県南端のほぼ中央の陸地を穿(うが)つ「あな()」となる。「烏奴」は[]と同じく「あな」と読める。ゆえに、南端のほぼ中央の陸地を「穴」のごとく穿つ浦戸湾が所在する高知県が、M図に示す小国「烏奴国」であったことになる。

◆『魏志』倭人伝は「奴国の南に狗奴(くな)国有り」と記す。

R図に示すように、奴国の中心地は現在の愛媛県の県都の松山市であったと考えられる。
 R図の転回方位図にもとづくと、奴国・松山市の南に岡山県の県都の岡山市が所在する。したがって、岡山市が狗奴国の中心地であったことになる。

S図に示すように、狗奴国は「現在の香川県の小豆島(しょうどしま)と、岡山県すなわち旧国の美作(みまさか)・備前(びぜん)・備中(びっちゅう)と、広島県東部つまり備後(びんご)の東部」であった。この理由・根拠については、わがブログ「日本が滅びる」の5358597478の各回をもって詳細に証明した。

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(C) 2014 OHKAWA

それというのも――『魏志』倭人伝には「狗国は倭国に服従しない」と指摘し、また「倭の女王卑弥呼と狗奴国の男王の卑弥弓呼(ひみくこ)は素(もと)より不和であった。倭から帯方郡に載斯烏越(そしあお)等を派遣して、倭国軍と狗奴国軍が攻撃しあう戦況を説明した」とも指摘されるからである。このような条件にあてはまる文献史料の記述が存在し、軍事的な集落遺跡や遺構で包囲される地域は、T図に示す吉備地方となる。

T図に示す「香川県の小豆島」の地宜は「狗(いぬ)の姿すなわちオオカミの姿」に類似すると見立てられて[]をあらわし、「岡山県の地宜」は[]をあらわした。これゆえ、S図に示す小国「狗奴国」の中心地は児島湖・児島湾より北(現在方位)の岡山市であったことになる。というのも、「児島半島から倉敷市にかけての地宜」は〔天敵のオオカミの襲撃を察知して、子どもを真ん中に隠して防御するために組む円陣の端のジャコウウシの姿〕に類似すると見立てることができ、また〔児島半島・児島湖・児島湾より奥の内陸部〕は〔ジャコウウシの群れが組む円陣の部分〕に見立てることができるからである。

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U図に示す「ジャコウウシ」は[]の字源であった。というのも、倉頡が発明した漢字作成原理〔鳥獣の足跡〕にて〔天敵のオオカミに襲われるとジャコウウシの群れが組む円陣〕はJ図に示した〔女性生殖器を包囲して護る骨盤〕に見立てると定められ、〔ジャコウシの群れがつくる円陣の中心に隠す子ども〕は〔子宮はじめとする女性生殖器と、そして子宮に宿る胎児〕に見立てると定められたからである。

また、ジャコウウシはU図に示すように〔胎児の姿〕に類似すると見立てられたゆえ「健やかな子どもたちが多数生まれて子孫が繁栄する人々の願い」をあらわし、また「胎児の出産における母体のものすごい力」すなわち「神の威力を示す神秘的なものすごく強い力」をあらわし、また「固い地面を原始的な木製のスキで掘り耕して豊かな農作物に恵まれる願い」をあらわす聖獣となった。というのも、ジャコウウシのオスはものすごい力で角をぶっつけあって闘い、生息するツンドラ地帯の岩石のごとく固く凍った地面を足で掘って餌を食するからであった。

ゆえに、[]の字源は「ジャコウウシ」であったが、ジャコウシはわが国に生存しなかったので「阿蘇山」や「鳴門の渦潮」が[]の字義をあらわすことになった。

ジャコウウシは神にささげる最も理想的な犠牲(いけにえ)となって乱獲されたので、多分夏代において中国では絶滅したであろう。ゆえに、「ジャコウシ」は[][][][]などの文字の字源となり、円陣をつくる習性から「学術」や「技術」などの[]の字源となり、天敵オオカミの害をふせいで子どもの命をまもる習性から「ふせぐ」を字義とする[][]の字源となり、また犠牲(いけにえ)となった怨みから「たたり」を字義とする[]の字源にもなり、[][]の字源にもなった。このため、『魏志』倭人伝は「卑弥呼の墓に殺して埋めた犠牲(いけにえ)としてささげられた百余人の徇葬者(じゅんそうしゃ)」を[]と記載する。18歳くらいの若者たちは[]の字源「ジャコウウシ」のごとく固くなった地面を原始的な木製のクワでも耕作し開墾する腕力を有するゆえ、[]と記された徇葬者となったのである。

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